プロテクションフィルムの正式名称は「ペイントプロテクションフィルム」です。Paint(塗装)をProtection(保護)するFilm(フィルム)、通称はこれらの頭文字を取って「PPF(ピーピーエフ)」と呼ばれています。
PPFの歴史は意外と古く、20年以上も前から商品として世に出されていました。「愛車の塗装にキズを付けたくない」「新車状態を少しでも長く維持したい」「劣化を防ぎたい」というニーズに対してコーティングではどうしても限界があったからです。
ただし、当時の技術力では、太陽光による黄変や白化などの劣化、硬化によるフィルムのひび割れ、塗装面への糊の浸潤(塗装を荒らしてしまう)など多くのトラブルが解決できず、なかなか一般的な車への施工は難しく、完全ガレージ保管を前提としたごくごく一部のスーパーカーや超高級車のオーナー様にしかお勧めできないような商品でした。
各プロテクションフィルムメーカーはこの10数年さまざまな技術革新にチャレンジをし続け、ようやく数年前より外置き保管が前提の一般車両にも問題なく施工が出来る商品が世に出回るようになってきました。
世間で一般的なガラスコーティングの被膜は、約1ミクロンと言われています。
一方プロテクションフィルムの厚みは、平均で100~150ミクロンもあります。要するに、一般的なコーティング被膜の厚みと比較すると約100~150倍もあります。プロテクションフィルムは、コーティングでは防ぎきれないさまざまな症状を、強力に防いでくれます。
プロテクションフィルムは、紫外線・赤外線を反射させます!
ガラスコーティングで防ぐことが出来ない劣化も、プロテクションフィルムは強力に防いでくれるのです。
当店で取り扱っているプロテクションフィルムには「自己修復機能」が備わっており、フィルムにドライヤーやお湯をかけるなど温度を上げてあげることによって、付いた傷が消えてくれます。黒い車であれば、夏場に車を外に停めておくだけで傷が消えてしまいます。
2024年現在、一般的に出回っているPPFの種類としては以下のようなラインナップとなっています。
カスタム思考でなく、
見た目を替えたくないユーザーに人気です!
もともとの塗装がマット、マットに変えたい等
カスタム派も非カスタム派も両ニーズにこたえます!
ヘッドライトやフォグ、テールレンズなど
透過させたいパーツに最適です!
一部だけ色替えしたい、塗装色に合わせて貼りたいなど
こだわり派におすすめです!
XPEL(エクスペル)社はアメリカ・テキサス州に本社がある歴史の古いPPFメーカーです。
近年急激に注目度が上がってきたPPF市場には、現在さまざまなフィルムメーカーがこぞって参入をしさまざまな名前で販売をしておりますが、長い年月をかけて着実に不具合と向き合いながらコツコツと製品の改善に取り組み続けてきたXPEL社の製品は、その機能性はもちろん経年時の状態および剥離のしやすさは他製品の群を抜いています。
また、XPEL社の最大の特徴として「自社で車両別カットデータの作成まで行っている」という点があります。PPFを貼る場合は車両の形状に合わせてフィルムをカットをする必要がありますが、XPEL以外の大半のメーカーは車両別カットデータを作っておらず、第三者製の汎用カットシステムを使用することを前提としています。
それに対してXPEL社は非常に精度の高いカットデータを提供しているため、各パーツにピッタリ合わせて貼ることが出来るとても信頼度が高いメーカーなのです。
当店はXPEL日本法人さまとの間でXPEL製PPFのEC販売許可およびXPEL社製カットデータシステム「DAP」の使用許可契約を正式に結び、認定されているお店です。
・XPEL製PPFは正規認定施工店で施工するなど各種条件付きで「メーカーの10年保証」が受けられます。DIY施工についてはメーカー保証の対象外ですが、施工中および施工後のお写真をご提供いただけましたら当店独自の保証制度にて対応をさせていただきます。詳しくは保証のページをお読みください。
当店は日々、実店舗にてプロテクションフィルム施工を行っておりますので、施工の難易度が低く一般ユーザー様でもDIYで貼ることが出来る部位を選び出してネット販売をさせていただいています。
当店が選ぶ主な部位は以下のとおりです。なお当店ECショップで販売されていない部位だけどDIYでチャレンジしたい!という場合はお問い合わせフォームよりご希望をお聞かせいただければ対応いたしますので、 お気軽にお問い合わせくださいませ。
プロテクションフィルムはコーティングと同様に、汚れなどを放置すると美観が損なわれてしまいます。適切なメンテナンス(お手入れ)をすることで美観の維持ができます。